体罰はいけないっていうけれど
体罰問題っていうのはいつになったらなくなるんだろうか?
「この後いかなる小さな体罰も行いません」
問題が出てくるとこういう風に反省を述べる指導者ってたくさんいると思う。
体罰がいけないっていうことはここ数年とても取り上げられるけれど、言われ始めてもうずいぶん経っていて、まだなくならない。
それは指導者が変わらないからなんだと思うけど、指導者だってもうそういう中で十年~数十年生きていて染み込んでいるんだからそうそう簡単には軌道修正できないんだと思う。
簡単に軌道修正できない指導者が簡単にもう体罰はしませんって言う。
それはどういう結果を生むんだろう?
指導方法を1から練り直す人もいる。
そもそも体罰を行う時に本当に冷静な指導者ってどのくらいの割合がいるんだろう?
指導と称して激高する指導者ってたくさんいると思うんだけど、怒鳴っている時にそれを計算できてる人ってどのくらいいるんだろう?
感情で怒鳴って感情で体罰を行う指導者がいるから体罰は問題なんじゃないだろうか?
じゃぁ、感情で体罰を行った人間が体罰を辞めたらどうなるんだろう?
感情の矛先はどこへ行くんだろう?
指導方法がわからなくなる人、陰湿になる人も出てくるんじゃないのかな?
いつまでも怒鳴り続ける、
ハイとしか言えない空気を作る、
心を支配しようとする、
人間性を否定する言葉を投げる
体罰じゃないからいい
無意識にそういう風に出る人もいるんじゃないんだろうか?
指導者の人間性の問題なのだと思う。
指導は冷静に、
目的を持って
人間関係を築いて行うように指導者の育成が必要なのだと思う。